【無制限・無圧縮保存】Amazonプライムフォトは全カメラユーザーの救世主だ

カメラで写真を撮影したあと誰もが直面する「保存容量問題」。
みなさんはどこに写真を保存していますか?
僕は「Amazonプライムフォト」を利用しています。

一番の理由として、メジャーなフォーマット(JPEG、BMP、PNG、GIF、大部分のTIFF、HEIF、HEVC、およびRAW形式)の保存が無制限・無圧縮にできるからです。

僕が知っているクラウドサービスと比べてみても、対等に戦えるサービスは存在しません。

この分野においてはAmazonプライムフォトの一強だと思います。

今回はそんな神サービス「Amazonプライムフォト」について記事を書きます。
既に使っている方も、はじめての方も、ぜひ最後までお付き合いください。

Amazonプライムとは?

年間3,900円で入会できる会員制プログラムの総称です。

入会すると、Amazonで購入した商品がスグに届くプライム便や、映画やTV番組・オリジナル作品を観ることができるプライムビデオ、100万曲以上の楽曲やアルバムを楽しむことができるプライムミュージックなどを利用することができます。
(※これら紹介した特典は一部です。詳しくはこちら

今回はそんな特典の一つに数えられる、Amazonプライムフォトにフューチャーします。

Amazonプライムフォトの凄いところ

保存容量無制限・無圧縮

一番の売りがこの「保存容量無制限・無圧縮」でしょう。
冒頭でも軽く触れましたが、JPGやPNGといったメジャーなフォーマットの他にも、Raw形式のデータまで保存容量無制限の対象とされています。

各フォーマットの簡単な説明はこちら。

JPEGフルカラーを表現できる非可逆圧縮のフォーマット
デジカメなどでよく利用されます。
BMPWindowsが標準でサポートしている無圧縮のフォーマット
あまり利用したことがありません。
PNGフルカラーを表現できる可逆圧縮のフォーマット
透過表現も可能で、Webでよく利用されます。
GIF256色で表現できる可逆圧縮のフォーマット
写真には不向きですが、アニメーションなどWebで利用されます。
TIFF高解像度で圧縮形式も複数あります。
デジカメなどで利用されます。
HEIF最近のiPhoneで写真を撮影すると、デフォルトでこのようなフォーマットが利用されるようですね。
圧縮率を高めて保存できるようです。
HEVC動画形式?
Raw形式カメラの撮像素子が記録したままの生データ
一眼レフなどでよく利用されます。

Raw形式のデータはその特性上、JPGやPNGといった他のフォーマットに比べ、数十倍~数百倍の容量となる場合がほとんどですが、それら全てサポートされています。

僕はこの2年間で18719枚の写真を撮影し、284GBもの画像をアップロードしています。
Amazonプライムフォトの管理画面上ではこのような表示になっています。

まだ200GB程度しか利用していませんが、HDDのように容量を気にする必要がなく保存できるのは、気持ち的にとてもラクです。
HDDのように壊れる心配もありませんしね。

ちなみにGoogleも容量無制限で写真を保存できる「Googleフォト」をリリースしています。

ただ、容量無制限で保存するためには条件があり、写真を高画質(自動で圧縮)で保存しなくてはいけません。

せっかく撮影した写真に圧縮されてしまうのはあまり気分がよくありません。
スマホ・PCで見る分には問題ありませんが、印刷したい場合はどうでしょう。
印刷に耐えられる品質を保てるのか疑問です。

(こちらは無料なので文句は言えませんが・・・。)

そういう点から見ても、Amazonプライムフォトのほうが優れています。

自動的にカテゴライズ

アップロードした画像は全て「モノ」「人物」「場所」といった属性を振られ、カテゴライズされます。

場所や撮影時間などは写真に記録されたExifを読み取ってカテゴライズしているようです。

Amazonプライムフォトの管理ページへ飛ぶと、このようなチェックボックスが存在します。

おそらくAIを活用し、植物・食べ物・動物・花などのシーン別に自動でカテゴライズしているんだと思います。

それと同様に、人物もカテゴライズされており、精度良くカテゴライズされているため、例えば特定の人物が写った写真だけを表示したり、特定の人物と食べ物の写真が一緒に写った写真を表示させることだってできます。

データは安全に保存される

僕の周りには「Amazon = モノを売る会社」だけだと思っている方が多いようです。
Amazonプライムフォトを薦めても、Amazonってモノ売る会社じゃん。Googleとかに保存したほうが良くない?なんてちらほら聞きます。

IT業界に勤めている方は何言ってんだ?と、思うかもしれませんが、世間一般ではそういうイメージみたいです。

知らない方に簡単に説明すると、Amazonはモノを売るだけではなく、Amazon Web Services(通称AWS)と呼ばれるWebサービスを提供しています。

これらのサービスは世界18の国で展開され、クラウド分野では世界1位のシェア(約33%)を誇っています。

(※もう少し詳しく知りたい方は、Wikipediaを参照してみてください。)

何故安定してシェア1位をキープできているのか。
要は安全なんです。安全でなければ数百万もの顧客を抱えることはできません。

Amazonには今まで培われた知識と信頼・実績があり、Amazonプライムフォトというクラウドサービスを提供しています。

セキュリティリスクであったり、データが紛失するといったリスクは0ではありませんが、極限まで0に近いということです。

低コスト

Amazonプライム会員には、年払いと月払いがあります。
年払いの場合は3,900円/年、月払いの場合は400円/月の費用が掛かります。

年払いで支払った場合は月々325円です。圧倒的な安さですよね。

月々スタバのコーヒー1杯分で容量無制限の写真専用クラウドストレージを持てちゃうんです。そりゃUCCのコーヒーで我慢します。

僕のAmazonプライムフォトの使い方

僕はPCにAmazon Photosデスクトップアプリをインストールしてバックアップ機能を使用しています。

バックアップ機能とは、予めアプリケーション側で選択したフォルダを監視させ、フォルダに写真が追加されたら自動的にアップロードする機能です。

僕はカメラからPCに取り込んだ先のディレクトリをまるごと監視させています。
すると、カメラからパソコンに写真が読み込まれると同時にAmazonプライムフォトに写真がアップロードされます。

わざわざ写真をアップロードしなくても良いんです。
何も考えずに自動で行われるので、本当に楽です。

また、デスクトップアプリとは別に、スマホアプリも公開されています。
スマホアプリを入れると、アップロードした写真をスマホでも見ることが出来ます。

欲しい写真があれば、アプリ上からダウンロードすることもできるので、長いコードをPCとスマホに繋いで取り込んだりする必要もありません。

僕はCANONの5DmkⅢ(Raw形式 CR2)とSONYのα7Ⅲ(Raw形式 ARW)を使用し写真を撮影することが多いのですが、残念ながらRaw形式のデータはプレビュー未対応です。
(※スマホからはRawデータのプレビューを見ることが出来ました。)

同時にJPGを保存しているので、JPGをプレビューしながら、必要な画像はその名前で検索してRaw形式のデータを取り出します。

慣れればスムーズに必要なデータを見つけ出せます。

このように、カメラで撮った写真はいつでもどこでもどんな環境でも見れるように僕はAmazonプライムフォトを利用しています。

まとめ

いかがでしょうか。
今一番無くなられては困るサービスと言っても過言ではありません。
それほど僕は、Amazonプライムフォトに依存してしまっています。

いいところばかり書きすぎてしまったので、悪いところも~と思ったんですが、
今のところ、それが無いので書けませんでした。

プライム会員だけどまだ利用していないアナタ!写真をよく撮るけど保存する場所に困っているアナタ!

こんな神サービスそうそう無いと思うので、一度使ってみてはどうでしょうか。